みなさんこんにちは!今日は、久しぶりに連絡が来た大学時代の知人から誘われた『オンラインカジノ』のアフィリエイトプログラムについて調べてみたのでお話しようかと思います。
久しぶりの連絡でしたが、全く疑わずに意気揚々と会いに行ったのに、なんかもう残念でしたわ・・・。
結果的にはねずみ講のようなので、同様に誘われた方は絶対に引き受けないようにしてください!
疎遠な知人からの連絡
大学を卒業から十数年、数回(同窓会等の集まりのみ)しか会っていない知人からこんな内容のLINEが届きました。
久しぶり!
今度一緒に一杯どう?
おぉ!
久しぶり~。
もちろんエエでぇ!
と、最初はこんな感じで単なる飲み会のお誘い。疑う余地もなく、予定も大丈夫だったので、即答でOKの返事をしました。当日、いざ約束のお店に行くとすでに知人がおり、何故か見知らぬ女性が1人・・・。
おっ、来た来た!
突然だけど、今日この人も一緒にいいかな?
初めまして!
Y子と申します。
突然参加でごめんなさい💦
という感じで、年齢は私よりも5つ下。知人の知人で、男女の関係ではないという・・・。まぁ、この時も特に疑いもせず飲み会を開始したわけです。ところがしばらくすると・・・
そういや、まだギャンブルやってるの?
もう流石に足洗ったわぁ~。
そっか、じゃあ投資とかは?
少しだけならやってるよ。
(本当はガッツリだけど)
やっぱりシンならやってると思ったよ!
シンになら教えてもいいよね?
と突然ギャンブルや投資の話になり、会話を連れの女性に向けました。するとその連れの女性が・・・
そうだね!
シンさんならピッタリだわ。
そこから知人は長々と話し始めました。会話を全て載せるとえげつない文字数のため、要約すると・・・👇
- 簡単に儲かる方法がある
- オンラインカジノのサイトに紹介者を登録させるアフィリエイトプログラムに参加
- 誘った相手が登録とプレイした金額に応じて報酬がもらえる
- またはアフィリエイトプログラムの参加者を増やすことでも報酬がある
- アフィリエイトプログラムの参加には参加料(高額)がかかる
- 報酬が倍になるコースもあるが、参加料も倍かかる
- 得られた利益の一部はプログラムを紹介してくれた人に渡る(この場合知人)
- アフィリエイトプログラム参加者をどんどん増やせば、その分収益が多くなる(連れの女性は知人の紹介元)
- これで俺は仕事を辞められた
- リア充画像をたくさん見せられる
と、ざっくり(これでも長いですが)まとめるとこんな感じです・・・。長い話のせいで、正確ではない部分があるかもしれませんが、だいたいの内容はあっていると思います。
いやいや、これってマルチ商法じゃん!
いや、もうこれはねずみ講か?
連れの女性はどうやら知人のプログラム上の親のようです。つまり、このプログラムに私が仮に参加した場合、知人が私の親になり、私は連れの女性の孫になるということですね。
っていうか、簡単に儲かる話があるっていう時点でシャットアウトですけどねぇぇぇぇぇぇぇぇ!
それはすごいね~(棒読み)
でも、俺はいいかな!
なんで⁉
こんな儲かる話、投資家なら放っておかないでしょ⁉
そうですよ!
最初は利益は多くないけど、雪だるま式に増えていきますよ!
こうしている間も利益が出るし、寝ている間も利益が出る。
年に何回も旅行にだっていけるんです!ほら‼
(大量の写メと共に思い出を語る)
それに年に何回もパーティーだってあります!
(大量のパーティー画像を見せられる)
とにかくこんなに簡単に利益が出る話は他にはないです。詐欺とかでもないです。
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と途中からはほぼ連れの女性が話していました。知人はうなずくのみ。まぁとにかくそこには煌びやかな日常があるようで、ものすご~くリア充を感じましたが・・・、
だってそれねずみ講じゃん
・・・
・・・
私の発言で二人はフリーズ・・・。
お前がそんなに話の分からない奴だとは思わなかった。
後悔しても知らないからな!
というセリフを残し、2人は店から出ていきました。
いや、お勘定・・・
(リア充なら居酒屋のお代くらい・・・。)
消費者庁も警告の案件だった!
この一件が気になり、いろいろ調べてみると、結構前から広まっていたようで消費者庁も警告していた案件でした。
登録料が支払えないと、最悪消費者金融を利用させてでも登録させることがあるようです。私の場合はそこまで強引ではありませんでしたが、気を付けなければいけません。
マルチ商法とは?ねずみ講との違い
さて、マルチ商法とは『連鎖販売取引』と呼ばれるものです。マルチ商法に限れば、特定商品取引法で規制されていて、立派な(?)合法ビジネスです。
一応法律上で定められ定義があります。
- 物品の販売(または役務の提供)の事業であって
- 再販売、受託販売もしくは販売のあっせん(または役務の提供もしくはそのあっせん)をする者
- 特定利益が得られると誘引し
- 特定負担を伴う取引(取引条件の変更を含む)をするもの
要約すると、『商品』を『委託』され、販売した『利益』を受け取れるが、利益に対して『特定の割合の負担』があるということになります。
ねずみ講との違いはまずは商品(サービス)があるという点。実際にお金を払う価値を与えるところです。
もう1点は、合法のマルチ商法は自分の影響が及ぶ範囲がひ孫会員までと決まっています。したがって夜叉孫などの利益は当人には無関係ということになります。
今回の一件は、商品やサービスが存在していないのでねずみ講ということで間違いなそう・・・。
投資家が狙われる?
投資家やギャンブラーはお金への関心が高いと思われているためか、ターゲットにされてしまうそうです。
ただ、ギャンブラーはまだしも投資家をターゲットにするのはいささか間違いかと!
なぜなら、、、
賢明な投資家は簡単に儲かる話などないことを知っているから‼
ですね。簡単に儲かる話は基本的に詐欺だと思えを合言葉のように認識しているのが投資家です。
こんな胡散臭い儲け話に耳を傾けることはやめましょう!それに合法的なマルチ商法と違い、ねずみ講はいつか必ずそのシステムが破綻します。
それは紹介できる人間の数が有限だからです。
このためねずみ講のシステムはどこかで崩壊することが確約しています。そんな物にお金をかける必要はありません。
やるかどうかを悩んでいる人は絶対やめましょう。ねずみ講で儲かるのは創設グループ近辺の人たちのみです。
きっとあの知人も、連れの女性も儲かっていないのでしょう(居酒屋のお代も払ってくれないんだもん・・・)
疎遠な知人たちにも声をかけないといけないくらい切羽詰まっているのかなと推察できます。
何度も言います。絶対やめましょう!
まとめ
今回はねずみ講に誘われた話をしました。
今思えば、疎遠な知人から突然連絡が来た時点で疑うべきだったのかと思っています。疑いから入るのもよくないとは思うけどね・・・。
皆さんもお気をつけてくださいね!
以上最後まで読んでいただきありがとうございました!